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国内FXのスワップポイントは、同じ通貨ペアでも会社によって受取額と支払額が違い、買いは近い水準でも売りは差が開く場合があります。
仕組みや計算方法は「FXのスワップポイントとは」で解説済みのため、本記事では公式の数値を通貨ペア別に並べて比べることに絞った構成です。
数値は2026年10月15日に確認した各社の公式ページの値で、表示単位が会社ごとに違うため、1万通貨あたり・1日分にそろえて比べています。
比較の基準を示したうえで、通貨ペア別の順位、年間利回り、付与日と受取方法、取引単位とロスカット、目的別の選び方の順に整理しました。
- 比較対象は松井証券のFX・ヒロセ通商・JFX・DMM FXの4社で、FXTFは公式サイトで一覧を確認できず数値の比較から外した(数値は2026年10月15日に確認)
- 単位は1万通貨あたり・1日分で、水曜日の持ち越しで付与される3日分(2026年10月14日の取引日、DMM FXは10月15日の受取日)を3で割って換算した
- 米ドル/円の買いはヒロセ通商・JFX・DMM FXが121円で並び松井証券は114円、売りの支払いはDMM FXの-124円が最も小さい
- メキシコペソ/円とランド/円の買いはJFXが14円・15円で最大、トルコリラ/円の買いは4社とも24円で、会社による差は売りに出る
- 買いと売りの差はDMM FXが比較した10通貨ペアすべてで3円と小さく、松井証券はランド/円とトルコリラ/円の買いと売りが同額
- 年間利回りの試算は米ドル/円が2.6〜2.8%、トルコリラ/円が27.5%で、利回りが高いほど為替の下落で1年分のスワップが消えやすい
- 決済せずにスワップポイントを受け取る手段は松井証券・ヒロセ通商・JFX・DMM FXにあり、FXTFは付与分が決済後に残高へ反映される仕組み
- 目的別の候補は、高金利通貨の買いならJFX、少額なら松井証券、売りの支払いを抑えるならDMM FX、MT4・MT5ならFXTF
国内FX会社のスワップポイント比較表
比較表は、4社の公式の数値を1万通貨あたり・1日分にそろえ、買いと売りに分けて並べました。
先に比較の対象と換算の考え方を示し、主要通貨ペア、高金利通貨ペア、買いと売りの差の順に見ていきます。
最初に、どの会社のどの数値を比べたのかを確認します。
比較の対象・基準・調査日
対象は、当サイトが広告提携する松井証券のFX・ヒロセ通商・JFX・FXTF・DMM FXの5社で、ほかの国内FX会社は比較表に含めていません。
順位は国内FX全体ではなくこの範囲での比較で、広告提携の有無で順位や掲載内容を変えない方針は、「編集方針」に記載しています。
このうちFXTFは、公式サイトでスワップポイントの一覧を確認できなかったため、数値で比べられるのは4社です。
各社の一覧は、水曜日の持ち越しで3日分が付与される日の値で、松井証券とDMM FXは1万通貨、ヒロセ通商とJFXは1Lotあたりの表示でした。
そこで、3日分の額を3で割り、1万通貨あたり・1日分にそろえて比べます。
例:ヒロセ通商の米ドル/円(買い)が1Lot=1,000通貨で36.3円 → 36.3円×10,000通貨÷1,000通貨÷3=121円
| 会社 | 公式ページの表示単位 | 数値の基準日 | 付与日数 | 補足 |
|---|---|---|---|---|
| 松井証券のFX | 1万通貨あたり | 取引日2026年10月14日 | 3日分 | 公式「スワップポイント一覧」 |
| ヒロセ通商 | 1Lot(多くは1,000通貨) | 取引日2026年10月14日 | 3日分 | メキシコペソ/円は1Lot=1万通貨 |
| JFX | 1Lot(多くは1,000通貨) | 2026年10月15日現在(取引日10月14日) | 3日分 | メキシコペソ/円は1Lot=1万通貨 |
| DMM FX | 1Lot=1万通貨 | 受取日2026年10月15日(木) | 3日分 | カレンダーの日付は受取日 |
| FXTF | ― | ― | ― | 公式サイトで一覧を確認できず |
主要通貨ペアの買いスワップと売りスワップ
主要7通貨ペアの買いスワップと売りスワップを、2つの表に分けて並べました。
| 通貨ペア | 松井証券 | ヒロセ通商 | JFX | DMM FX |
|---|---|---|---|---|
| 米ドル/円 | 114 | 121 | 121 | 121 |
| ユーロ/円 | 57 | 65 | 65 | 67 |
| 英ポンド/円 | 125 | 143 | 143 | 142 |
| 豪ドル/円 | 87 | 101 | 101 | 97 |
| NZドル/円 | 39 | 33 | 33 | 31 |
| カナダドル/円 | 26 | 30 | 30 | 28 |
| スイスフラン/円 | -79 | -65 | -65 | -43 |
米ドル/円の買いは、ヒロセ通商・JFX・DMM FXが121円で並び、松井証券は114円です。
ユーロ/円はDMM FXの67円、英ポンド/円と豪ドル/円はヒロセ通商とJFXの143円・101円、NZドル/円は松井証券の39円が最大でした。
ヒロセ通商とJFXは、主要7通貨ペアの数値が同額で、買いも売りも差がありません。
| 通貨ペア | 松井証券 | ヒロセ通商 | JFX | DMM FX |
|---|---|---|---|---|
| 米ドル/円 | -154 | -151 | -151 | -124 |
| ユーロ/円 | -87 | -85 | -85 | -70 |
| 英ポンド/円 | -145 | -158 | -158 | -145 |
| 豪ドル/円 | -107 | -113 | -113 | -100 |
| NZドル/円 | -66 | -58 | -58 | -34 |
| カナダドル/円 | -39 | -50 | -50 | -31 |
| スイスフラン/円 | 49 | 45 | 45 | 40 |
売りは多くの通貨ペアで支払いになるため、0に近いほど有利で、DMM FXは米ドル/円の-124円など5ペアで支払いが最も小さくなります。
英ポンド/円は、松井証券とDMM FXが同額の-145円でした。
スイスフラン/円は、買いが支払い・売りが受取と、ほかの通貨ペアと向きが逆です。
FXTFは、公式サイトで一覧を確認できなかったため表に載せていません。
FXTFと楽天FXの目安は、「楽天証券などのスワップカレンダーの見方」で扱います。
高金利通貨ペアの買いスワップと売りスワップ
メキシコペソ/円・南アフリカランド/円・トルコリラ/円は、1日の額が小さく見えても、取引金額が小さいため年間利回りでは米ドル/円を上回る通貨ペアです。
| 通貨ペア(方向) | 松井証券 | ヒロセ通商 | JFX | DMM FX |
|---|---|---|---|---|
| メキシコペソ/円(買い) | 11 | 12 | 14 | 11 |
| メキシコペソ/円(売り) | -21 | -17 | -19 | -14 |
| 南アフリカランド/円(買い) | 13 | 14 | 15 | 13 |
| 南アフリカランド/円(売り) | -13 | -19 | -25 | -16 |
| トルコリラ/円(買い) | 24 | 24 | 24 | 24 |
| トルコリラ/円(売り) | -24 | -29 | -31 | -27 |
メキシコペソ/円とランド/円の買いは、JFXが14円・15円で最大です。
トルコリラ/円の買いは4社とも24円で、会社による差が出るのは売りの支払いの部分になります。
松井証券のランド/円とトルコリラ/円は、買いと売りが同額で、売りの支払いは4社で最も小さくなります。
ヒロセ通商とJFXのメキシコペソ/円は1Lot=1万通貨、ランド/円とトルコリラ/円は1Lot=1,000通貨の表示のため、1万通貨にそろえて換算しました。
買いと売りの差が小さい会社の見分け方
買いと売りの差は、同じ通貨ペアの買いスワップと売りスワップを足した額で、受取額と支払額の開きを表します。
差が小さいほど、買いと売りの両方向を持つときや、持つ方向を入れ替えるときの目減りが抑えられます。
| 通貨ペア | 松井証券 | ヒロセ通商 | JFX | DMM FX |
|---|---|---|---|---|
| 米ドル/円 | -40 | -30 | -30 | -3 |
| ユーロ/円 | -30 | -20 | -20 | -3 |
| 英ポンド/円 | -20 | -15 | -15 | -3 |
| 豪ドル/円 | -20 | -12 | -12 | -3 |
| メキシコペソ/円 | -10 | -5 | -5 | -3 |
| 南アフリカランド/円 | 0 | -5 | -10 | -3 |
| トルコリラ/円 | 0 | -5 | -7 | -3 |
DMM FXは、比較した10通貨ペアすべてで差が3円と小さく、米ドル/円では松井証券の40円、ヒロセ通商・JFXの30円を大きく下回る水準です。
松井証券はランド/円とトルコリラ/円の差が0円で、ほかの通貨ペアでは10〜40円です。
ヒロセ通商とJFXは、メキシコペソ/円が同じ5円で、ランド/円はJFXが10円、ヒロセ通商が5円と開いています。
ただし、差が小さくても買いの受取額が小さければ、受け取れる額は増えません。
買いだけを持つなら買いスワップの額を、売りも持つなら買いと売りの差まで見るのが、比較の基本です。
買いと売りの差の考え方は「FXのスワップポイントとは」でも解説しているので、参考にしてください。

通貨ペア別スワップポイントランキング
通貨ペアごとに、買いスワップは大きい順、売りスワップは支払いが小さい順に順位を付けました。
同じ額の会社は同順位とし、FXTFは公式サイトで数値を確認できなかったため順位に入れていません。
順位は、1日分に換算した額で付けています。
米ドル/円のスワップが高い会社
米ドル/円は、買いの会社間の差が小さく、売りの差が大きい通貨ペアです。
| 会社 | 公式の表示(買い/売り・3日分) | 買い(1日分) | 売り(1日分) | 買いと売りの差 |
|---|---|---|---|---|
| DMM FX | 363/-372 | 121(1位) | -124(1位) | -3 |
| ヒロセ通商 | 36.3/-45.3(1Lot=1,000通貨) | 121(1位) | -151(2位) | -30 |
| JFX | 36.3/-45.3(1Lot=1,000通貨) | 121(1位) | -151(2位) | -30 |
| 松井証券 | 342/-462 | 114(4位) | -154(4位) | -40 |
買いは、ヒロセ通商・JFX・DMM FXが121円で同率1位、松井証券が114円で4位となります。
買いの最大と最小の差は7円で、1年(365日)に換算しても約2,555円にとどまる計算です。
売りは、支払いが最も小さいDMM FXの-124円に対し、最も大きい松井証券は-154円と、30円の開きがあります。
買いだけを持つなら会社間の差は小さく、売りも持つ場合に会社選びの影響が大きくなる点がポイントです。
英ポンド/円・豪ドル/円のスワップが高い会社
英ポンド/円と豪ドル/円は、主要通貨ペアの中でも、買いの受取額の差が大きい通貨ペアです。
| 会社 | 英ポンド/円 買い | 英ポンド/円 売り | 豪ドル/円 買い | 豪ドル/円 売り |
|---|---|---|---|---|
| ヒロセ通商 | 143(1位) | -158(3位) | 101(1位) | -113(3位) |
| JFX | 143(1位) | -158(3位) | 101(1位) | -113(3位) |
| DMM FX | 142(3位) | -145(1位) | 97(3位) | -100(1位) |
| 松井証券 | 125(4位) | -145(1位) | 87(4位) | -107(2位) |
英ポンド/円の買いは、ヒロセ通商とJFXが143円で同率1位、DMM FXが142円、松井証券が125円となります。
豪ドル/円の買いも、ヒロセ通商とJFXが101円で1位となり、DMM FXが97円、松井証券が87円と続きます。
買いの最大と最小の差は英ポンド/円が18円、豪ドル/円が14円で、米ドル/円の7円より会社による違いが大きい水準です。
売りの支払いは、英ポンド/円が松井証券とDMM FXの-145円、豪ドル/円がDMM FXの-100円で最も小さくなります。
メキシコペソ/円のスワップが高い会社
メキシコペソ/円は、4社ともに公式の表示が1万通貨あたりで、3日分の額を3で割って1日分にしています。
| 会社 | 公式の表示(買い/売り・3日分) | 買い(1日分) | 売り(1日分) | 買いと売りの差 |
|---|---|---|---|---|
| JFX | 42/-57(1Lot=1万通貨) | 14(1位) | -19(3位) | -5 |
| ヒロセ通商 | 36/-51(1Lot=1万通貨) | 12(2位) | -17(2位) | -5 |
| DMM FX | 33/-42(1Lot=1万通貨) | 11(3位) | -14(1位) | -3 |
| 松井証券 | 33/-63(1万通貨) | 11(3位) | -21(4位) | -10 |
買いは、JFXの14円が1位で、ヒロセ通商が12円、松井証券とDMM FXが11円で同率3位です。
売りの支払いは、DMM FXの-14円が最も小さく、松井証券の-21円が最も大きくなります。
買いが最大のJFXは、売りが-19円で、買いと売りの差は5円です。
買いの最大と最小の差は3円ですが、年間では約1,095円にあたります。
南アフリカランド/円のスワップが高い会社
南アフリカランド/円は、ヒロセ通商とJFXの表示が1Lot=1,000通貨のため、1万通貨にそろえて比べます。
| 会社 | 公式の表示(買い/売り・3日分) | 買い(1日分) | 売り(1日分) | 買いと売りの差 |
|---|---|---|---|---|
| JFX | 4.5/-7.5(1Lot=1,000通貨) | 15(1位) | -25(4位) | -10 |
| ヒロセ通商 | 4.2/-5.7(1Lot=1,000通貨) | 14(2位) | -19(3位) | -5 |
| 松井証券 | 39/-39(1万通貨) | 13(3位) | -13(1位) | 0 |
| DMM FX | 39/-48(1Lot=1万通貨) | 13(3位) | -16(2位) | -3 |
買いは、JFXが15円で1位、ヒロセ通商が14円、松井証券とDMM FXが13円で同率3位です。
売りの支払いは、松井証券の-13円が最も小さく、JFXの-25円とは12円の開きがあります。
松井証券は買いと売りが同額のため、買いで13円を受け取り、売りで13円を支払う対称な形になります。
JFXは買いが最大の一方で、売りの支払いも4社で最大の-25円です。
トルコリラ/円のスワップが高い会社
トルコリラ/円は、買いの額が4社で同じため、順位が分かれるのは売りの支払いだけです。
| 会社 | 公式の表示(買い/売り・3日分) | 買い(1日分) | 売り(1日分) | 買いと売りの差 |
|---|---|---|---|---|
| 松井証券 | 72/-72(1万通貨) | 24(1位) | -24(1位) | 0 |
| DMM FX | 72/-81(1Lot=1万通貨) | 24(1位) | -27(2位) | -3 |
| ヒロセ通商 | 7.2/-8.7(1Lot=1,000通貨) | 24(1位) | -29(3位) | -5 |
| JFX | 7.2/-9.3(1Lot=1,000通貨) | 24(1位) | -31(4位) | -7 |
買いは、4社とも24円で並んでいます。
売りの支払いは、松井証券の-24円が最も小さく、DMM FXが-27円、ヒロセ通商が-29円、JFXが-31円と続き、最大7円の開きがあります。
1日24円は米ドル/円の121円より小さく見えますが、1万通貨の取引金額が約3.2万円と小さいため、年間利回りは27.5%に達する計算です。
利回りの高さは通貨そのものの下落リスクと表裏一体のため、次の章であらためて取り上げます。
スワップポイントの年間利回り比較
年間利回りは、スワップポイントの受取額を取引金額で割り、1年分に直した目安の数字です。
為替レートが動かない前提の試算のため、実際の受取額を保証するものではありません。
先に、利回りの出し方と試算の前提を示します。
年間利回りの出し方と試算の前提
年間利回りは、買いスワップの1日分に365日をかけ、取引金額で割って求めます。
例:米ドル/円の買い121円 → 121円×365日÷(157.89円×10,000通貨)×100=約2.8%
試算の前提は、買いを1万通貨・レバレッジ1倍で保有し、スワップの額と為替レートが1年間変わらないことです。
税金や手数料、スワップの再投資は含めていません。
| 通貨ペア | 為替レート(円) |
|---|---|
| 米ドル/円 | 157.89 |
| 英ポンド/円 | 209.20 |
| 豪ドル/円 | 109.15 |
| メキシコペソ/円 | 8.52 |
| 南アフリカランド/円 | 9.54 |
| トルコリラ/円 | 3.19 |
通貨ペア別の年間利回り一覧
6つの通貨ペアについて、4社の買いスワップを年間利回りに直しました。
| 通貨ペア | 松井証券 | ヒロセ通商 | JFX | DMM FX |
|---|---|---|---|---|
| 米ドル/円 | 2.6 | 2.8 | 2.8 | 2.8 |
| 英ポンド/円 | 2.2 | 2.5 | 2.5 | 2.5 |
| 豪ドル/円 | 2.9 | 3.4 | 3.4 | 3.2 |
| メキシコペソ/円 | 4.7 | 5.1 | 6.0 | 4.7 |
| 南アフリカランド/円 | 5.0 | 5.4 | 5.7 | 5.0 |
| トルコリラ/円 | 27.5 | 27.5 | 27.5 | 27.5 |
米ドル/円は2.6〜2.8%、英ポンド/円は2.2〜2.5%、豪ドル/円は2.9〜3.4%で、4社の差は0.5ポイント以内です。
メキシコペソ/円は4.7〜6.0%、ランド/円は5.0〜5.7%と、米ドル/円の2倍前後にあたります。
中でもJFXのメキシコペソ/円は6.0%と、4社で最も高い利回りでした。
トルコリラ/円は4社とも27.5%で、買いスワップが同額のため、利回りも並びます。
松井証券が公式ページに示す年換算の利回りとは、0.2ポイント以内の差でした。
利回りが高いほど為替の下落の影響が大きい
利回りが高い通貨ペアほど、為替が下がったときの評価損も大きくなりやすい点には注意が必要です。
年間利回りと同じ割合だけ為替が下がると、1年分のスワップが評価損で相殺される計算です。
米ドル/円なら約2.8%、トルコリラ/円なら約27.5%の下落が、その目安となります。
米ドル/円の買いは1円の円高で1万通貨あたり1万円の評価損となり、買いスワップ121円の約83日分にあたります。
付与日と受取方法の比較
スワップポイントは、いつ付与されるか、どの形で受け取れるかも会社によって違う条件です。
付与日数と受取方法を整理したうえで、楽天証券などのスワップカレンダーの見方も示す構成です。
まずは、3日分が付与される日の確認から始めます。
土日分の付与日と3日分が付与される週
土日にも金利差は発生するため、原則として水曜日の持ち越しで3日分のスワップポイントが付与される仕組みです。
| 会社 | 3日分が付与される日 | 補足 |
|---|---|---|
| 松井証券のFX | 2026年10月14日(水)の取引分 | 付与日数は3。付与はメンテナンス終了後(夏時間6:10・冬時間7:10)以降 |
| ヒロセ通商 | 原則水曜日(一部の通貨ペアは木曜日) | 1Lotあたりの表示で3日分 |
| JFX | 2026年10月14日(水)の取引分 | 公式ページは2026年10月15日現在の値 |
| DMM FX | 受取日が2026年10月15日(木) | カレンダーの日付は受取日 |
| FXTF | 木曜日(米ドル/カナダドルは金曜日) | 付与分は決済後に残高へ反映 |
DMM FXは、受取日ごとの付与日数をスワップカレンダーで公開しています。
| 受取日 | 付与日数 | 補足 |
|---|---|---|
| 2026年9月17日(木) | 6日 | 3日分より多い週もある |
| 2026年9月21日〜23日 | 0日 | 連休中 |
| 2026年10月12日(月) | 0日 | 祝日(スポーツの日) |
| 2026年10月14日(水) | 1日 | ― |
| 2026年10月15日(木) | 3日 | 3日分が付与される日 |
| 2026年10月16日(金) | 1日 | ― |
3日分が付与される日は、買いの受取だけでなく、売りの支払いも3日分になる点には注意が必要です。
スワップ振替で決済せずに受け取れる会社
スワップポイントは、建玉を決済しなくても資金として扱える会社と、決済後に反映される会社に分かれます。
| 会社 | 決済せずに受け取る方法 | 内容・条件 |
|---|---|---|
| 松井証券のFX | スワップ振替 | 建玉を決済せずに、対象建玉のスワップ損益の全額を総合口座へ振り替える(一部のみは不可)。受取・支払のどちらも対象で、出金には振替後の出金依頼が必要 |
| ヒロセ通商 | スワップ振替 | 建玉を決済せずに、未実現スワップを預託証拠金へ振り替えて出金依頼ができる(公式の取引ツールのマニュアルの記載) |
| JFX | スワップ振替(スワップ確定) | 決済せずにスワップポイントだけを確定でき、出金に使える。1円単位で、一部だけの確定も可能 |
| DMM FX | スワップのみの受取 | 決済せずに、スワップポイントのみ受け取って出金できる |
| FXTF | ―(決済後に反映) | 付与されたスワップは残高に反映されず、振替・出金はできない。決済後に反映され、新規注文には利用できる |
決済せずに受け取る手段があるのは松井証券・ヒロセ通商・JFX・DMM FXの4社で、FXTFは付与分が決済後に残高へ反映される仕組みです。
松井証券は、振替が可能になるのは受渡日(基本は翌々取引日)以降と案内しています。
受け取ったスワップポイントの税金は、「FXのスワップポイントとは」の税金の項目で解説しているので、参考にしてください。
楽天証券などのスワップカレンダーの見方
楽天証券は、スワップポイントの一覧を公式ページに載せていますが、表示の数字だけでは何日分の値か分からないため、比較表には入れていません。
2026年10月15日20:55更新のページでは、米ドル/円が買い327円・売り-342円(1万通貨)と表示されており、日数の注記は見当たりませんでした。
数値は楽天証券のスワップポイント一覧、日々の付与日数は取引ルールのスワップのページのスワップカレンダーで確認できます。
取引ルールのページには、2026年1月〜11月の月別スワップカレンダーが載っている点も確認できました。
- 表示単位(1万通貨か1Lotか)
- 何日分の値か(1日分か3日分か)
- 日付が取引日か受取日か
- 買いと売りのどちらの値か
- 数値の更新日時
公式で一覧を確認できなかったFXTFも含めて、ザイFX!が公表する2026年9月の月間平均(1万通貨・1日の買い)が参考になります。
| 会社 | 米ドル/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 | メキシコペソ/円 |
|---|---|---|---|---|
| 楽天FX | 111.59 | 146.16 | 87.55 | 11.19 |
| 松井証券のFX | 110.28 | 131.94 | 84.82 | 12.19 |
| ヒロセ通商・JFX | 113.81 | 153.69 | 96.73 | 14 |
| FXTF | 112.38 | 152.56 | 96.94 | 13.13 |
FXTFはザイFX!の表の「FXTF GX-FX」の値で、月間平均は特定の日の値とは異なる点にも注意が必要です。
ページ内の更新日の表記も一致していなかったため、あくまで参考値として扱います。
取引単位とロスカット水準の比較
スワップポイントを受け取る期間が長いほど、最小取引単位とロスカット水準の違いが資金計画に響く条件です。
ここでは、5社の公式サイトの記載をそろえた一覧を示す形です。
最小取引単位の違いから見ていきます。
最小取引単位の比較
最小取引単位が小さいほど、少ない資金でスワップポイントの受取を試せます。
| 会社 | 最小取引単位 | 米ドル/円の必要証拠金の目安(最小単位・25倍) | 補足 |
|---|---|---|---|
| 松井証券のFX | 1通貨 | 約6円 | レバレッジは25倍・10倍・5倍・1倍のコースから選ぶ |
| ヒロセ通商 | 1Lot=1,000通貨 | 約6,300円 | メキシコペソ/円は1Lot=1万通貨 |
| JFX | 1Lot=1,000通貨 | 約6,300円 | メキシコペソ/円などは1Lot=1万通貨 |
| DMM FX | 通常は1万通貨、ミニは1,000通貨 | 約6.3万円(ミニは約6,300円) | 通常は23通貨ペア、ミニは4通貨ペア |
| FXTF | 1,000通貨(標準コース) | 約6,300円 | 個人は30通貨ペア |
5社の中で最小取引単位が最も小さいのは松井証券の1通貨で、ヒロセ通商・JFX・FXTFは1,000通貨からです。
必要証拠金は、米ドル/円157.89円・レバレッジ25倍で計算した目安で、実際の額は各社が定める値や為替レートで変わります。
最低資金の目安は、「FXはいくらから始められる?」でも解説しています。

ロスカット水準の比較
ロスカットは、損失が膨らんで証拠金が一定の水準を下回ったときに、建玉が強制的に決済される仕組みです。
| 会社 | ロスカットの基準 | 水準 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 松井証券のFX | リアルタイム維持率 | 設定したロスカット率を下回ると発動。個人は50%・60%・70%・80%・90%から選択(初期設定は50%)、法人は100% | 不足金は入金またはスワップ振替で補う |
| ヒロセ通商 | 有効比率 | 100%割れ | 追証(追加証拠金)はなく、不足金は3営業日以内に支払う |
| JFX | 有効比率 | 100%未満 | ― |
| DMM FX | 証拠金維持率 | 50%以下 | 追加証拠金制度あり |
| FXTF | 証拠金維持率 | 50% | 15:30〜15:45の証拠金率判定は100%。必要証拠金率は個人4%(トルコリラ・ランド・ペソは8%) |
呼び方は会社で違いますが、いずれも証拠金に対する比率が一定の水準を下回ったときに発動する点は共通です。
基準の数字が大きいほど早い段階で発動するため、ロスカットまでの余裕は小さくなります。
ただし、比率の算出方法は会社ごとに異なる場合があるため、数字だけで単純には比べられません。
スワップを受け取りながら長く持つ場合は、公式サイトの定義とあわせて水準を確認してください。
必要証拠金やレバレッジの考え方は、「FXのレバレッジとは」で解説しています。

スワップポイントで選ぶおすすめの国内FX会社
ここまでの数値をもとに、目的別に候補となる会社を整理します。
おすすめの基準は、2026年10月15日に確認した公式の数値と条件で、総合的な順位ではありません。
対象は広告提携先の5社に限るため、国内FX全体から選んだ結果ではない点にご留意ください。
最初は、高金利通貨の買いスワップを重視する場合です。
高金利通貨の買いスワップで選ぶならJFX
メキシコペソ/円とランド/円の買いスワップは、JFXが1日14円・15円で4社の最大でした。
年間利回りに直すと、メキシコペソ/円が6.0%、ランド/円が5.7%です。
| 通貨ペア | JFXの買い(1日・4社中の順位) | JFXの売り(1日・4社中の順位) | 買いと売りの差 |
|---|---|---|---|
| メキシコペソ/円 | 14(1位) | -19(3位) | -5 |
| 南アフリカランド/円 | 15(1位) | -25(4位) | -10 |
| トルコリラ/円 | 24(1位) | -31(4位) | -7 |
ただし、ランド/円の売りの支払いは-25円と4社で最も大きく、松井証券の-13円とは12円の開きがあります。
JFXはスキャルピングを公認しており、取り扱う通貨ペアは52種類、注文方法は27種類です。
たとえばJFXは、取引ツールにMATRIX TRADERを提供している国内FX会社の一つです。
\メキシコペソ/円の買いは1日14円/
JFX(MATRIX TRADER)
- メキシコペソ/円の買いスワップは1日14円、ランド/円は1日15円(1万通貨あたり)
- スキャルピングを公認し、1日の取引回数に上限なし
- 通貨ペアは52種類、注文方法は27種類
少額から始めるなら松井証券のFX
松井証券のFXは1通貨から取引できるため、少額でスワップポイントを受け取りたい場合の選択肢になります。
| 取引数量 | 必要証拠金の目安(25倍) | 買いスワップの目安(1日) | 同(365日) |
|---|---|---|---|
| 1万通貨 | 約6.3万円 | 114円 | 41,610円 |
| 5,000通貨 | 約3.2万円 | 57円 | 20,805円 |
| 1,000通貨 | 約6,300円 | 11.4円 | 4,161円 |
| 100通貨 | 約630円 | 1.14円 | 約416円 |
1年分の目安は、1万通貨で約4.2万円、1,000通貨で約4,200円です。
実際の受取額は、スワップポイントの変動や付与日数、円未満の端数の扱いで変わります。
少額で始めやすい会社は、「FX初心者におすすめの国内FX会社9選」でも整理しています。

たとえば松井証券のFXは、スワップ振替にも対応している国内FX会社の一つです。
\1通貨から取引できる/
売りの支払いを抑えるならDMM FX
DMM FXは、買いと売りの差が比較した10通貨ペアすべてで3円と小さく抑えられています。
売りの支払いが4社で最も小さいのは、米ドル/円・ユーロ/円・豪ドル/円・NZドル/円・カナダドル/円・メキシコペソ/円の6通貨ペアです。
| 通貨ペア | DMM FXの売り | 次に支払いが小さい会社 | その額 | DMM FXとの差 |
|---|---|---|---|---|
| 米ドル/円 | -124 | ヒロセ通商・JFX | -151 | 27 |
| ユーロ/円 | -70 | ヒロセ通商・JFX | -85 | 15 |
| 豪ドル/円 | -100 | 松井証券 | -107 | 7 |
| NZドル/円 | -34 | ヒロセ通商・JFX | -58 | 24 |
| カナダドル/円 | -31 | 松井証券 | -39 | 8 |
| メキシコペソ/円 | -14 | ヒロセ通商 | -17 | 3 |
次に支払いが小さい会社との差は、メキシコペソ/円の3円から米ドル/円の27円まででした。
ランド/円とトルコリラ/円の売りは、松井証券の方が支払いが小さくなります。
たとえばDMM FXは、決済せずにスワップポイントのみ受け取れる国内FX会社の一つです。
\買いと売りの差は米ドル/円で3円/
DMM FX
- 売りの支払いは米ドル/円で1日124円(1万通貨あたり)
- クイック入金に対応する金融機関は約340
- FX取引高は4年連続で世界第1位※
※ファイナンス・マグネイト社調べ(2022〜2025年)。DMM FXの公式サイトの表記にもとづく
MT4・MT5で取引するならFXTF
FXTFは、MT4・MT5・FXTF GXの3つから取引システムを選べる国内FX会社です。
2026年10月5日には、GX・MT5・MT4でスキャルピングが可能になったと案内されました(サーバーへの過大な負荷、外部ツールからの発注、超高頻度の取引は禁止)。
一方で、スワップポイントの一覧は公式サイトで確認できなかったため、本記事の比較表には数値を載せていません。
付与されたスワップは残高に反映されず、振替や出金もできないため、決済後に受け取る形になります。
- 通貨ペア別の買いスワップと売りスワップの一覧
- 何日分の値か(1日分か3日分か)
- 付与される曜日(木曜日、米ドル/カナダドルは金曜日)
- 残高への反映時期と、振替・出金の可否
たとえばFXTFは、標準コースで1,000通貨から取引できる国内FX会社の一つです。
\個人は30通貨ペアを取引/
スワップポイント比較に関するよくある質問
スワップポイントの比較で多い質問に、結論から答えます。
- スワップポイントが高い国内FX会社はどこですか?
-
通貨ペアで変わりますが、米ドル/円の買いはヒロセ通商・JFX・DMM FXが1日121円で並び、英ポンド/円と豪ドル/円はヒロセ通商とJFXが最大です。2026年10月15日時点の1万通貨あたりの値で、順位は「通貨ペア別スワップポイントランキング」で確認できます。
- 米ドル/円のスワップポイントは会社でどれくらい違いますか?
-
買いは松井証券が1日114円、ヒロセ通商・JFX・DMM FXが121円で、差は7円です。売りの支払いはDMM FXが-124円、松井証券が-154円と、30円の開きです。
- メキシコペソ/円でスワップポイントが高い会社はどこですか?
-
買いはJFXが1日14円で最も大きく、ヒロセ通商が12円、松井証券とDMM FXが11円でした。年間利回りに直すと、JFXが約6.0%、松井証券とDMM FXが約4.7%になります。
- 売りのスワップポイントの支払いが少ない会社はどこですか?
-
米ドル/円・ユーロ/円・豪ドル/円・NZドル/円・カナダドル/円・メキシコペソ/円は、DMM FXの支払いが最も小さい額です。ランド/円とトルコリラ/円は松井証券が小さく、スイスフラン/円は売りが受取のため、見方が逆になります。
- 楽天FXのスワップポイントは低いですか?
-
一概には低いと言えません。ザイFX!の2026年9月の月間平均(1万通貨・1日の買い)では、米ドル/円は楽天FXが111.59円で松井証券の110.28円より高く、メキシコペソ/円は11.19円で表の中で最も低い水準でした。通貨ペアによって違うため、公式の一覧で確認してください。
- 楽天証券のスワップカレンダーはどこで見られますか?
-
楽天証券の取引ルールのスワップのページに、2026年1月〜11月の月別スワップカレンダーが掲載されています。日々の付与日数を確認するときの手がかりになります。
- スワップポイントが会社によって違うのはなぜですか?
-
各社が自社の条件で額を決めて公表しているためです。基になるのは2つの通貨の金利差ですが、仕組みの詳細は「FXのスワップポイントとは」で解説しています。
- 買いと売りのスワップポイントの差は何を見ればよいですか?
-
同じ通貨ペアの買いと売りを足した額が目安で、0に近いほど受取額と支払額の開きが小さくなります。2026年10月15日時点の米ドル/円では、DMM FXが-3円、ヒロセ通商とJFXが-30円、松井証券が-40円です。
- スワップポイントの年間利回りが高い通貨ペアはどれですか?
-
比較した6通貨ペアでは、トルコリラ/円が約27.5%で最も高く、メキシコペソ/円が約4.7〜6.0%、ランド/円が約5.0〜5.7%でした。利回りが高いほど為替の下落で評価損が出やすいため、数値は目安として受け止めてください。
- スワップポイントの数値は毎日更新されますか?
-
スワップポイントの額は日々変わりますが、本記事は毎日は更新しておらず、数値は2026年10月15日時点の値です。口座を開設する前に、各社の公式サイトで最新の額を確認してください。
スワップポイントは条件別に会社を比べて選ぼう
2026年10月15日時点の公式の数値では、米ドル/円の買いは松井証券が1日114円、ヒロセ通商・JFX・DMM FXが121円と、会社間の差は小さい水準でした。
差が大きく出るのは、売りの支払い、高金利通貨の買い、スワップポイントの受取方法の3点です。
買いスワップの額だけでなく、売りの支払い・買いと売りの差・受取方法まで見ると、自分の取引に合う会社を選びやすくなります。
条件別の候補を、次の早見表にまとめました。
| 目的・条件 | 候補の会社 | 根拠となる数値・条件 |
|---|---|---|
| 高金利通貨(メキシコペソ/円・ランド/円)の買い | JFX | 買いが1日14円・15円で4社の最大 |
| 買いと売りの差を小さくしたい | DMM FX | 比較した10通貨ペアすべてで差が3円 |
| 売りの支払いを抑えたい | DMM FX(ランド/円・トルコリラ/円は松井証券) | 米ドル/円の売りが-124円で4社の最小 |
| 少額から始めたい | 松井証券のFX | 最小取引単位が1通貨 |
| 決済せずにスワップを受け取りたい | 松井証券・ヒロセ通商・JFX・DMM FX | スワップ振替などの手段がある |
| MT4・MT5を使いたい | FXTF | MT4・MT5・FXTF GXから選べる(スワップの一覧は確認できず) |
| 通貨ペアの数を重視したい | ヒロセ通商 | 通貨ペアは57種類 |
取引コストのスプレッドは「FXスプレッド比較」、総合的な採点は「FXおすすめ口座10社を比較」、会社ごとの特徴は「FX会社比較」にまとめています。



口座を選ぶ基準は「FX会社の選び方」で整理しています。
たとえばヒロセ通商は、取り扱う通貨ペアが多い国内FX会社の一つです。
\通貨ペアは57種類/
FXは元本が保証されておらず、スワップポイントは日々変動して支払いになる場合もあり、レバレッジにより預けた資金を上回る損失が生じる可能性があるため、取引前に各社の契約締結前交付書面で内容とリスクを確認してください。
