FXの1通貨とは?必要証拠金・損益と1通貨から取引できる会社

FXの1通貨の必要証拠金・損益と対応FX会社

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FXの1通貨とは、外貨1単位分の取引数量のことで、米ドル/円なら1ドル分の取引にあたります。

1ドル=150円なら1通貨は150円分の取引で、レバレッジ25倍なら必要な証拠金は約6円です。

国内FXの最低取引単位は1,000通貨が主流ですが、松井証券やSBI FXトレードのように1通貨から取引できる会社もあります。

この記事では、1通貨・1ロット・1,000通貨・1万通貨の違い、必要な証拠金と損益の目安、1通貨から取引できるFX会社、注文の手順を、2026年10月22日に確認した各社の公式情報をもとに整理しました。

【FXの1通貨の要点】
  • 1通貨は外貨1単位分の取引数量で、米ドル/円なら1ドル分(1ドル=150円なら150円分)の取引になる
  • 1ロットの通貨数は会社ごとに違い、1万通貨か1,000通貨が多い。SBI FXトレードはロットを使わず通貨数で注文する
  • 必要証拠金は「為替レート×取引数量÷25」で、米ドル/円150円なら1通貨約6円・1,000通貨約6,000円・1万通貨約6万円
  • 損益は「値動きの幅×取引数量」で、米ドル/円が1円動くと1通貨なら1円、1,000通貨なら1,000円
  • 1通貨から取引できるのは松井証券とSBI FXトレードで、マネックス証券は2026年11月2日の約定分から対応予定。SBI証券とIG証券は100通貨から
  • 少額でもスプレッドは数量に比例してかかり、資金に対して数量を増やしすぎればロスカットされる
  • 1通貨で注文と値動きに慣れ、実効レバレッジを見ながら100通貨・1,000通貨と段階的に増やすのが無理のない進め方
目次

FXの1通貨とは

FXの1通貨とは、通貨ペアのうち左側の通貨(基軸通貨)1単位分の取引数量です。

米ドル/円なら1ドル分(1ドル=150円なら150円分)の取引で、国内FXでは1,000通貨からの会社が多いものの、1通貨から取引できる会社もあります。

まずは、1通貨が何を指すのかを確認しましょう。

1通貨は外貨1単位分の取引数量

FXの取引数量は「通貨」という単位で数え、1通貨は通貨ペアの左側にある通貨1単位分を売買することを指します。

ユーロ/円なら1ユーロ、豪ドル/円なら1豪ドル、ユーロ/米ドルなら1ユーロが1通貨です。

銀行間の外国為替市場では100万ドルといった大きな単位で取引されており、FX会社はこれを小口に分けて個人に提供しています。

SBI FXトレードは、この取引の単位を1ドルや1ユーロまで小さくしていると説明しています。

FXの仕組みそのものは「FXとは?」で解説しているので、参考にしてください。

米ドル/円なら1通貨=1ドル分の取引

米ドル/円の1通貨は1ドル分の取引で、1ドル=150円なら150円分の取引になります。

「1通貨=1円」と考えると取引の大きさを150分の1に見誤るため、注意してください。

1ドル=160円になれば、同じ1通貨でも取引金額は160円分に増えます。

1通貨の取引金額は、通貨ペアとその時点のレートで変わる値です。

取引金額は「為替レート×通貨数」で決まる

ポジションの取引金額は、為替レート×通貨数で計算できます。

米ドル/円が150円なら、1,000通貨は15万円分、1万通貨は150万円分の取引です。

ただし、口座に入れておく必要があるのは取引金額の全額ではなく、その一部の証拠金だけです。

取引金額と必要証拠金は別の数字なので、証拠金の計算は「FXの1通貨取引に必要な証拠金」で説明します。

本記事の金額は、1ドル=150円・レバレッジ25倍・クロス円の1pips=1銭で計算した目安で、実際の金額は取引時点のレートや各社の条件で変わります。

国内FXの最低取引単位は1,000通貨が主流

国内FX会社で最も多い最低取引単位は、1,000通貨です。

ハンガリーフォリント/円やメキシコペソ/円など一部の通貨ペアは、1万通貨からしか取引できない会社もあります。

一方で、1通貨や100通貨から取引できる会社は少数派です。

2025年から2026年にかけては、SBI証券とIG証券の100通貨化、マネックス証券の1通貨化と、大手で取引単位の引き下げが続いています。

会社ごとの最低取引単位は「1通貨から取引できるFX会社の比較」で比べています。

FXの1ロット(Lot)と取引単位の関係

ロット(Lot)は、FX会社が決めた注文のまとまりを表す単位です。

1ロットの通貨数は会社ごとに違うため、ロットで数量を入力する会社では、1ロットが何通貨かを発注前に確認することが欠かせません。

はじめに、1ロットの中身が会社でどう違うのかを見ていきましょう。

1ロットの通貨数はFX会社ごとに異なる

同じ「1ロット」でも、1万通貨の会社と1,000通貨の会社があります。

1ロット=1,000通貨の会社に慣れた人が、1ロット=1万通貨の会社で同じように「1」と入力すると、想定の10倍の数量で注文が成立してしまいます。

米ドル/円150円なら、1,000通貨のつもりが1万通貨になると、1円の値動きによる損益は1,000円から1万円に増える計算です。

口座を開いたら、まず取引ルールの「取引単位」の欄で1ロットの通貨数を確かめてください。

1ロット=1万通貨または1,000通貨が一般的

国内FXでは、1ロット=1万通貨または1ロット=1,000通貨とする会社が一般的です。

会社(サービス)1ロット(1取引単位)の通貨数最小の注文数量
みんなのFX1Lot=1万通貨0.1Lot=1,000通貨(HUF/JPYは1万通貨)
外為どっとコム(外貨ネクストネオ)1Lot=1,000通貨1Lot=1,000通貨(RUB/JPY・HUF/JPYは1万通貨)
GMOクリック証券(FXネオ)1取引単位=1万通貨0.1取引単位=1,000通貨(HUF/JPY・ZAR/JPY・MXN/JPYは1万通貨)
DMM FX1Lot=1万通貨(ミニ通貨ペアは1,000通貨)1,000通貨(ミニ通貨ペア4種のみ)
JFX(MATRIX TRADER)1ロット=1,000通貨1,000通貨(MXN/JPYなど6通貨ペアは1万通貨)
FXTF(MT4・標準コース)1ロット=10万通貨0.01ロット=1,000通貨
IG証券1ロット=1万通貨0.01ロット=100通貨(2026年10月6日から)
SBI FXトレードロットの単位なし1通貨(通貨数で指定)
松井証券―(数量は1万通貨単位で表示)1通貨(数量欄に「0.0001」と入力)
主な国内FX会社の1ロットと最小の注文数量(各社の取引ルール・公式サイトの記載)〔2026年10月22日時点〕

FXTFのMT4は1ロット=10万通貨のため、1,000通貨で注文するには数量に「0.01」を入れる必要があります。

SBI FXトレードはロットという単位を使わず、通貨数をそのまま指定する仕組みです。

米ドル/円150円・レバレッジ25倍で、1ロット=1万通貨なら必要証拠金は約6万円、1ロット=1,000通貨なら約6,000円になります。

注文数量はロット入力と通貨数入力に分かれる

注文画面の数量欄は、ロット数で入れる会社と、通貨数をそのまま入れる会社に分かれます。

みんなのFXや外為どっとコムはLot、SBI FXトレードは通貨数で数量を指定する方式です。

松井証券は注文画面の数量を1万通貨単位で表示しており、1通貨で注文するときは「0.0001」と入力すると案内しています。

SBI証券は2025年3月17日の改定で、取引単位の入力から取引数量の入力に切り替えました。

同じ「1」でも会社によって1通貨・1,000通貨・1万通貨のどれを指すかが違うため、注文の確認画面で通貨数を見直してから発注してください。

取引数量を増やすほど実効レバレッジが上がる

実効レバレッジは、口座資金に対して実際にどれだけの金額を取引しているかを表す倍率です。

計算式は「為替レート×取引数量÷口座資金」で、資金10万円で米ドル/円150円を1万通貨持つと、150万円÷10万円で実効レバレッジ15倍です。

同じ資金でも、取引数量を増やすほど実効レバレッジは上がり、値動きに対する損益の振れ幅も大きくなります。

みんなのFXは、初心者は実効レバレッジを3倍程度にとどめておけば証拠金不足に追い込まれにくいと解説しています。

レバレッジの仕組みと計算方法は「FXのレバレッジとは」で詳しく解説しているので、参考にしてください。

FXの1通貨取引に必要な証拠金

必要証拠金は「為替レート×取引数量÷25」で計算でき、米ドル/円150円なら1通貨は約6円、1,000通貨は約6,000円、1万通貨は約6万円です。

本記事では1ドル=150円・レバレッジ25倍で計算しており、レートが変われば金額も変わります。

まずは、必要証拠金の計算式です。

必要証拠金は「レート×数量÷25」で計算できる

国内FXの個人口座はレバレッジが最大25倍で、取引金額の4%を証拠金として預ければ取引できます。

そのため、必要証拠金の計算式は為替レート×取引数量÷25です。

必要証拠金=為替レート×取引数量÷レバレッジ(25倍)

例:1ドル=150円で1通貨を取引 → 150円×1通貨÷25=6円

ただし、メキシコペソ/円・トルコリラ/円・南アフリカランド/円の証拠金率を8%(レバレッジ12.5倍)とする会社や、ブラジルレアル/円を10%とする会社もあります。

通貨ペアによって倍率が違う場合は、各社の取引ルールに載っている証拠金率で計算してください。

米ドル/円の1通貨は約6円から取引できる

米ドル/円が150円なら、1通貨の必要証拠金は150円×1通貨÷25で約6円です。

1ドル=160円まで円安が進めば、同じ1通貨でも必要証拠金は6.4円に増えます。

マネックス証券も、1通貨化のお知らせで米ドル/円の1通貨の必要証拠金を約6円と試算しています。

ただし、口座に6円だけ入れて1通貨を買うと、わずかな逆行で証拠金維持率が下がり、ロスカットの対象になる点に注意が必要です。

入金額は必要証拠金より多めにするのが基本で、資金の決め方は「FXはいくらから始められる?」で解説しています。

取引数量別の必要証拠金一覧(1通貨〜100万通貨)

米ドル/円150円・レバレッジ25倍で、取引数量ごとの取引金額と必要証拠金を一覧にしました。

取引数量取引金額必要証拠金
1通貨150円6円
100通貨1万5,000円600円
1,000通貨15万円6,000円
1万通貨150万円6万円
10万通貨1,500万円60万円
100万通貨1億5,000万円600万円
米ドル/円の取引数量別の必要証拠金(1ドル=150円・レバレッジ25倍で計算)〔2026年10月22日時点〕

取引数量が10倍になれば、取引金額も必要証拠金も10倍になります。

1,000通貨単位の会社で米ドル/円を取引するには、最低でも約6,000円の証拠金が必要です。

SBI証券は100通貨化の際に、米ドル/円なら約600円から取引できると試算しており、表の100通貨の値と同じ水準です。

1万通貨は約6万円、10万通貨は約60万円と、数量が増えるほど必要な資金は大きくなります。

通貨ペアによって必要証拠金は変わる

必要証拠金はレートに比例するため、同じ1通貨でも通貨ペアによって金額が変わります。

通貨ペア計算に使ったレート1通貨の必要証拠金1,000通貨の必要証拠金
米ドル/円150円6円6,000円
ユーロ/円175円7円7,000円
英ポンド/円210円8.4円8,400円
豪ドル/円110円4.4円4,400円
メキシコペソ/円8.5円0.34円(証拠金率8%なら0.68円)340円(証拠金率8%なら680円)
通貨ペア別の必要証拠金の目安(レートは計算用の仮定値・レバレッジ25倍)〔2026年10月22日時点〕

表のレートは計算用の仮定値のため、実際の金額は取引時点のレートで計算し直してください。

メキシコペソ/円は1通貨が約8.5円のため、1,000通貨でも必要証拠金は数百円で済む計算です。

ただし、メキシコペソ/円を1,000通貨から取引できるとは限らず、JFXのように1ロット=1万通貨とする会社もあります。

高金利通貨は値動きが大きく証拠金率も高めに設定されやすいため、少ない証拠金で取引できることだけで選ばないようにしましょう。

FXの1通貨取引で動く損益の目安

FXの損益は「値動きの幅×取引数量」で決まり、1通貨なら米ドル/円が1円動いて損益は1円、1,000通貨なら1,000円です。

同じ値幅で利益も損失も出るため、数量を決めるときは損失の側から考えることが大切です。

はじめに、1円と1pipsの値動きで損益がいくら動くかを見ていきます。

米ドル/円が1円動くと1通貨で1円の損益

米ドル/円を150円で1通貨買い、151円で決済すると、利益は1円です。

損益=値動きの幅×取引数量

例:150円で1,000通貨を買い、151円で決済 → 1円×1,000通貨=1,000円

反対に149円で決済すれば1円の損失で、損益は値幅と取引数量に比例します。

ユーロ/円や豪ドル/円などのクロス円も、1円動いたときの損益は1通貨あたり1円で同じです。

ユーロ/米ドルのような米ドルストレートは損益が米ドル建てで出るため、円に換算した金額はそのときのレートで変わります。

1,000通貨なら1pipsの損益は10円

クロス円のpips(ピップス)は1銭(0.01円)を1pipsとする数え方が一般的で、本記事もこの定義で計算しています。

1,000通貨なら1pipsの値動きで損益は10円、1万通貨なら100円です。

取引数量1pips(1銭)動いたとき10pips(10銭)動いたとき100pips(1円)動いたとき
1通貨0.01円0.1円1円
100通貨1円10円100円
1,000通貨10円100円1,000円
1万通貨100円1,000円1万円
10万通貨1,000円1万円10万円
取引数量別の損益の目安(クロス円・1pips=1銭で計算)〔2026年10月22日時点〕

外為どっとコムのように0.1銭を1pipsと表記する会社もあるため、他社の解説と数字を比べるときは1pipsの定義を確かめてください。

1通貨では1pipsの値動きが0.01円にしかならず、損益の画面に1円未満の数字が並ぶことになります。

資金2万円で取引できる数量と損益の目安

資金2万円で米ドル/円を取引する場合に、実効レバレッジ別の取引数量と損益の大きさを計算すると次の表のとおりです。

実効レバレッジ取引数量の目安取引金額1円動いたときの損益資金に対する割合
1倍約133通貨約2万円約133円約0.7%
3倍400通貨6万円400円2%
5倍約666通貨約10万円約666円約3.3%
10倍約1,333通貨約20万円約1,333円約6.7%
25倍(上限)約3,333通貨約50万円約3,333円約16.7%
資金2万円で米ドル/円を取引した場合の数量と損益の目安(1ドル=150円で計算)〔2026年10月22日時点〕

実効レバレッジ3倍なら400通貨で、1円の逆行による損失は400円、資金の2%にとどまります。

上限の25倍いっぱいの約3,333通貨を持つと、1円の逆行で資金の約16.7%が減り、ロスカット率が50%の口座なら約3円の逆行で強制決済の水準に届く計算です。

1,000通貨単位の会社では、資金2万円で25倍いっぱいに建てても3,000通貨までとなり、約3,333通貨のような細かい数量は選べません。

資金2万円を実効3倍で運用すると1円の値動きで動く損益は400円で、短期間で資金を大きく増やすのは難しい規模です。

月5万円・1日1,000円の利益に必要な取引数量

目標の利益から逆算すると、必要な値幅は「目標の金額÷取引数量」で求められます。

取引数量1日1,000円に必要な値幅月5万円に必要な値幅実効レバレッジ3倍で持つ場合の資金の目安
1,000通貨1円(100pips)50円(5,000pips)5万円
1万通貨10銭(10pips)5円(500pips)50万円
10万通貨1銭(1pips)50銭(50pips)500万円
1日1,000円・月5万円の利益に必要な値幅(米ドル/円150円で試算。同じ値幅で損失も発生)〔2026年10月22日時点〕

1,000通貨で1日1,000円を得るには米ドル/円が1日に1円動く必要があり、1か月で5万円なら合計50円分の値幅が求められます。

1万通貨なら1日10pipsで1,000円になりますが、実効レバレッジ3倍で持つには約50万円の資金が必要です。

同じ値幅で逆に動けば同じ金額の損失になるため、表の数字は利益の見込みではなく、目標と数量の釣り合いを確かめるための試算として見てください。

FXを1通貨から取引するメリット

1通貨から取引できる口座のメリットは、少ない資金と小さな損失で、実際のお金が動く取引を経験できる点にあります。

主なメリットは次の4つです。

まずは、必要な資金の小ささから確認します。

数円〜数百円の資金でリアル取引を体験できる

1通貨なら米ドル/円の必要証拠金は約6円で、数円〜数百円の資金から実際の取引を始められます。

デモ取引と違い、約定する価格のずれや、自分のお金が増減する緊張感まで経験できる点が特徴です。

SBI FXトレードも、本物の資金が動くことで取引中の緊張感や心理的なプレッシャーを経験できると説明しています。

デモ取引を用意していない会社でも、1通貨取引なら実践に近い練習が可能です。

損失額を小さく抑えて取引ルールを練習できる

1通貨なら米ドル/円が1円逆行しても損失は1円で、損失額を小さく抑えたまま注文の練習ができます。

指値注文・逆指値注文・IFD注文など、損切りや利益確定の注文を出す操作も少額で試せます。

損切りの位置を決めてから新規注文を出すといった自分のルールを、実際の値動きの中で確かめられるのも利点です。

ただし、損失が小さいぶん判断が雑になりやすいため、1,000通貨や1万通貨で取引するときと同じ手順で注文を出すことが練習の前提です。

資金に合わせて取引数量を細かく調整できる

1通貨単位なら、350通貨や1,250通貨のように1,000通貨刻みでは作れない数量を指定できます。

たとえば資金3万円で1回の損失を資金の2%(600円)以内に抑え、損切り幅を2円にするなら、取引数量は300通貨が上限です。

1,000通貨単位の口座では最小の1,000通貨でも、損切り幅2円なら損失は2,000円と資金3万円の約6.7%に達してしまう計算です。

SBI FXトレードも、1通貨単位なら細かな資金配分やポジション調整ができると説明しています。

少額ずつ買い増して購入タイミングを分散できる

中長期で外貨を持ちたい場合も、1通貨単位なら少しずつ買い増して購入価格を分散できます。

一度にまとめて買うと購入価格は1つに決まりますが、何回かに分けて買えば、平均の購入価格は時期によるレートの差をならした値です。

ただし、分散すれば利益が出るわけではなく、レートが下がり続ければ買い増すたびに含み損は大きくなります。

SBI FXトレードの「つみたて外貨」のような積立サービスは通常のFX取引とは別のサービスなので、条件は各社の公式ページで確認してください。

FXの1通貨取引のデメリット・注意点

1通貨取引は損失を小さくできる一方で、利益も小さく、コストやロスカットのリスクが消えるわけではありません。

口座を開く前に、次の5つの注意点を押さえておきましょう。

最初は、利益の小ささから確認します。

利益額が小さく資金を大きく増やすのは難しい

1通貨では米ドル/円が1円動いても利益は1円で、1通貨のまま資金を大きく増やすのは難しいのが実情です。

1,000通貨でも1円の値動きで1,000円のため、「1,000通貨は儲からない」と言われるのも同じ理由です。

SBI FXトレードも、1通貨取引では大きな利益は期待できないと説明しています。

1通貨取引は稼ぐ手段ではなく、操作と値動きに慣れるための練習と割り切り、慣れたら数量を段階的に増やすのが現実的です。

増やし方の目安は「STEP5 慣れたら取引数量を段階的に増やす」で紹介しています。

少額でもスプレッドのコストは同じ割合でかかる

取引手数料が無料の会社でも、買値と売値の差であるスプレッドは取引のたびに負担します。

スプレッドのコストは取引数量に比例し、米ドル/円のスプレッドが0.2銭なら1通貨あたり0.002円です。

取引数量スプレッド0.2銭のコスト取引金額取引金額に対するコストの割合
1通貨0.002円150円約0.0013%
1,000通貨2円15万円約0.0013%
1万通貨20円150万円約0.0013%
米ドル/円のスプレッドのコスト(スプレッド0.2銭・1ドル=150円で計算)〔2026年10月22日時点〕

金額は小さくなっても取引金額に対するコストの割合は変わらず、売買の回数が多いほど負担は積み上がります。

松井証券のように注文数量や注文の種類によって適用されるスプレッドが変わる会社もあるため、注文前に適用条件を確かめてください。

スプレッドの仕組みと計算方法は「FXのスプレッドとは」で解説しています。

損益やスワップポイントに1円未満の端数が出る

1通貨単位で取引すると、損益やスワップポイントに1円未満の端数が出ます。

たとえば1万通貨あたり1日100円のスワップポイントなら、1通貨あたりは1日0.01円です。

松井証券は、損益やスワップポイントを小数点第3位まで計算し、プラスは第4位を切り捨て、マイナスは第4位を切り上げると案内しています。

同社は総合口座への振替可能額を整数で計算し、1円未満になったときは残高0円として扱う場合があると取引ルールに定めています。

マネックス証券も1通貨化にあわせて、円貨の損益は小数点以下第3位まで計算し、出金は1円以上からとする予定です。

端数の扱いは会社ごとに違うため、少額で取引を続ける前に取引ルールやQ&Aで確認しておきましょう。

少額でもポジションを持ちすぎるとロスカットされる

1通貨単位で取引していても、口座資金に対して数量が大きければ、少しの値動きで証拠金維持率は下がります。

証拠金維持率が会社の定める水準を下回ると、保有しているポジションは強制的に決済されます。

松井証券は個人口座のロスカット率を50%・60%・70%・80%・90%から選ぶ仕組みで、SBI FXトレードは証拠金維持率が50%を下回るとロスカットの対象です。

相場が急変したときはロスカットの水準と異なるレートで決済され、預けた証拠金を上回る損失が出る可能性があります。

少額だからロスカットされないわけではなく、数量と資金の比率で決まると考えてください。

1通貨に対応しているFX会社は限られる

2026年10月22日時点で1通貨から取引できる国内FX会社は、本記事で確認した範囲では松井証券とSBI FXトレードの2社です。

マネックス証券が2026年11月2日の約定分から1通貨に対応する予定で、SBI証券とIG証券は100通貨から取引できます。

そのほかの大手は1,000通貨からの会社が多いため、使いたい取引ツールや通貨ペア、自動売買の有無とあわせて選ぶことが大切です。

1通貨にこだわらず、100通貨や1,000通貨の口座も候補に入れると選択肢が広がります。

1通貨から取引できるFX会社の比較

1通貨から取引できるのは松井証券とSBI FXトレードで、マネックス証券も2026年11月から1通貨に対応する予定です。

2025年9月にSBI証券が100通貨、2026年5月と10月にIG証券が1,000通貨・100通貨へと段階的に単位を下げており、少額で取引できる口座は増えています。

以下の表と各社の説明は、2026年10月22日に各社の公式サイトで確認した内容です。

まずは最低取引単位を一覧で比べます。

国内FX会社の最低取引単位比較表

主な国内FX会社の最低取引単位を、1通貨・100通貨・1,000通貨の順に並べました。

会社(サービス)最低取引単位米ドル/円の最小数量の必要証拠金補足
松井証券1通貨約6円全32通貨ペアが1通貨単位。自動売買(リピート注文)も1通貨から
SBI FXトレード1通貨約6円1注文の最大は1,000万通貨。ロットの単位なし
マネックス証券(FX PLUS)1通貨(予定)約6円2026年10月31日に注文受付、11月2日7時以降に約定を開始する予定。それまでは1,000通貨
SBI証券(SBI FX)100通貨約600円2025年9月29日から全通貨ペアで100通貨
IG証券100通貨(0.01ロット)約600円2026年10月6日から。一部の通貨ペアは対象外
ヒロセ通商(LION FX)1,000通貨約6,000円通貨ペアは57種類
JFX(MATRIX TRADER)1,000通貨約6,000円MXN/JPY・NOK/JPY・SEK/JPY・CNH/JPY・CZK/JPY・THB/JPYは1万通貨
FXTF(MT4)1,000通貨約6,000円0.01ロット=1,000通貨。建玉連動手数料あり
みんなのFX1,000通貨約6,000円HUF/JPYは1万通貨
外為どっとコム(外貨ネクストネオ)1,000通貨約6,000円RUB/JPY・HUF/JPYは1万通貨
楽天証券(楽天FX)1,000通貨約6,000円38通貨ペアすべて1,000通貨単位
GMOクリック証券(FXネオ)1,000通貨約6,000円HUF/JPY・ZAR/JPY・MXN/JPYは1万通貨
DMM FX1,000通貨(ミニ通貨ペアのみ)約6,000円通常の23通貨ペアは1万通貨(米ドル/円は約6万円)
国内FX会社の最低取引単位の比較(必要証拠金は1ドル=150円・レバレッジ25倍で計算)〔2026年10月22日時点〕

マネックス証券の1通貨は2026年11月2日7時以降の約定分からのため、記事の確認日時点ではまだ1,000通貨からです。

次のH3からは、1通貨・100通貨から取引できる5社の条件を1社ずつ見ていきましょう。

各社の総合的な比較は「FX会社比較」で、スプレッドやスワップポイントとあわせて整理しています。

松井証券:裁量取引も自動売買も1通貨から利用可能

松井証券のFXは、取り扱う32通貨ペアすべてを1通貨単位で取引でき、自動売買のリピート注文も1通貨から使えます。

取引ルール上、取引手数料は無料で、リピート注文の取引手数料・利用料も無料です。

米ドル/円のスプレッドは、注文数量が1〜1,000通貨以内の成行注文などに0.1銭の縮小スプレッドが適用され、それ以外の注文は9時〜翌3時で0.2銭です。

レバレッジは25倍・10倍・5倍・1倍の4コースから選ぶ方式で、ロスカット率も個人口座は50%〜90%の5段階から選べます。

たとえば松井証券のFXは、裁量取引も自動売買も1通貨から始められる国内FX会社の一つです。

\自動売買も1通貨から使える/

松井証券のFX1通貨から少額で始められる

松井証券のFX

  • 全32通貨ペアを1通貨から取引できる
  • 自動売買(リピート注文)も1通貨から使える
  • 米ドル/円は0.1銭(1,000通貨以内の成行等。通常0.2銭)

SBI FXトレード:1通貨単位で大口取引にも対応

SBI FXトレードは、1通貨から1注文1,000万通貨までの数量で取引できます。

ロットという単位は使わず、注文の数量は通貨数で指定する仕組みです。

スプレッドは注文数量によって4つの区分に分かれ、1〜100万通貨の注文に最も狭い基準値が適用されます。

2026年9月のスプレッド実績では、米ドル/円の基準値は0.18銭(9時〜翌3時)で、提示率は93.28%でした。

取扱通貨ペアは34種類で、ロスカットは証拠金維持率が50%を下回ったときに執行されます。

マネックス証券:2026年11月から1通貨に対応

マネックス証券は、FX PLUSの最低取引数量を1,000通貨から1通貨に引き下げると2026年10月2日に発表しました。

1通貨化にあわせて、円貨の損益は小数点以下第3位まで計算され、出金は1円以上からとなります。

証拠金率は原則4%で、一部の通貨ペアは8%です。

マネックス証券の1通貨対応の予定
  • 1通貨単位の注文受付:2026年10月31日(土)から
  • 1通貨単位の約定:2026年11月2日(月)7時以降から
  • 2026年10月22日時点の最低取引数量:1,000通貨

開始日が近いため、口座開設の前に公式のお知らせで最新の状況を確認してください。

SBI証券「SBI FX」:100通貨から取引可能

SBI証券のFXは、2025年9月29日から全通貨ペアを100通貨から取引できるようになりました。

米ドル/円なら約600円(1ドル=150円・レバレッジ25倍の概算)から取引を始められると、同社は案内しています。

1注文の最大数量は通貨ペアにより異なり、米ドル/円など多くの通貨ペアは1,000万通貨です。

証券口座とあわせて使えるのが特徴で、名前の似たSBI FXトレードとは別の会社・別の口座です。

2社の違いは次の「SBI FXトレードとSBI証券「SBI FX」の違い」で整理しています。

IG証券:2026年10月から100通貨単位に対応

IG証券は、2026年10月6日からFXの最小取引単位を0.01ロット、つまり100通貨に引き下げました。

同社のFXは1ロット=1万通貨で、2026年5月14日に0.1ロット(1,000通貨)へ下げたのに続く2回目の引き下げです。

米ドル/円を0.01ロット取引するときの維持証拠金は、1ドル=160円で約640円と同社は試算しています。

一部の新興国通貨など0.01ロットの対象外となる通貨ペアもあるため、取引したい通貨ペアの単位を確認してください。

1,000通貨から取引できる主なFX会社

ヒロセ通商・JFX・FXTF・みんなのFX・外為どっとコム・楽天証券・GMOクリック証券は、米ドル/円を1,000通貨から取引でき、必要証拠金は約6,000円が目安です。

ただし、メキシコペソ/円やハンガリーフォリント/円などの新興国通貨は、1万通貨からしか取引できない会社があります。

DMM FXは、1,000通貨で取引できるのが米ドル/円・ユーロ/円・ポンド/円・豪ドル/円のミニ通貨ペア4種に限られ、通常の23通貨ペアは1万通貨単位です。

ミニ通貨ペアは原則固定スプレッドの対象外で、スワップポイントも通常の通貨ペアと同じにならない場合があると同社は案内しています。

たとえばヒロセ通商は、1,000通貨から57種類の通貨ペアを取引できる国内FX会社の一つです。

\通貨ペアは57種類/

ヒロセ通商(LION FX)

  • 通貨ペアは57種類
  • 1,000通貨から取引できる
  • デモ取引は土日も使える

SBI FXトレードとSBI証券「SBI FX」の違い

SBI FXトレードとSBI証券の「SBI FX」は名前が似ていますが、別の会社が運営する別の口座です。

1通貨から取引できるのはSBI FXトレードで、SBI証券のSBI FXは100通貨からです。

はじめに、2社の取引単位の違いを表で比べます。

最低取引単位は1通貨と100通貨で異なる

最低取引単位は、SBI FXトレードが1通貨、SBI証券が100通貨です。

項目SBI FXトレードSBI証券「SBI FX」
運営会社SBI FXトレード株式会社株式会社SBI証券
最低取引単位1通貨100通貨(2025年9月29日から)
1注文の最大数量1,000万通貨1,000万通貨(ブラジルレアル/円は500万通貨、メキシコペソ/円などは1億通貨)
米ドル/円の最小数量の必要証拠金約6円約600円
スプレッドの決まり方注文数量の4区分ごとの基準値(1〜100万通貨が最も狭い)取引数量に応じて提示(2025年9月29日から)
数量の指定通貨数(ロットの単位なし)取引数量で入力(2025年3月17日から)
SBI FXトレードとSBI証券「SBI FX」の比較(必要証拠金は1ドル=150円・レバレッジ25倍で計算)〔2026年10月22日時点〕

「SBI FXの1単位はいくらか」という疑問には、SBI証券なら最小の100通貨で約600円、SBI FXトレードなら1通貨で約6円が目安と答えられます。

どちらも米ドル/円150円・レバレッジ25倍での計算で、実際の金額は取引時点のレートで変わります。

SBI証券のミニ取引は2025年3月に廃止

SBI証券は2025年3月17日の改定で、ミニ取引の通貨ペアを廃止しました。

同じ改定で、注文時の入力は取引単位(ロット)から取引数量に変わっています。

以前の解説記事にある「SBI FXミニ」の条件は現在の取引には当てはまらないため、古い情報と取り違えないように注意が必要です。

現在は、ミニ取引の廃止と同年9月の100通貨化を経て、全通貨ペアを100通貨から取引する形にまとまっています。

SBI証券は2025年9月に100通貨単位へ変更

2025年9月29日の改定で、SBI証券の最小取引数量は1万通貨(一部の通貨ペアは1,000通貨)から100通貨に下がりました。

あわせて1注文の最大取引数量も500万通貨から1,000万通貨に引き上げられ、ブラジルレアル/円は500万通貨、メキシコペソ/円や南アフリカランド/円などは1億通貨が上限です。

韓国ウォンは100ウォンを1通貨単位として扱うため、実際の最小取引数量は1万ウォンです。

取引画面では、取引倍率から「×100」を選んで数量を入力できると案内されています。

どちらも注文数量に応じてスプレッドが変わる

SBI FXトレードとSBI証券は、どちらも注文数量によってスプレッドが変わる仕組みです。

SBI FXトレードは、注文数量を1〜100万通貨、100万1〜300万通貨、300万1〜500万通貨、500万1〜1,000万通貨の4区分に分けて基準値を示しています。

SBI証券は2025年9月29日から全通貨ペアをスプレッド広告表示の適用対象外とし、取引数量に応じて異なるスプレッドを提示する方式に変えました。

「SBI証券のFXはスプレッドが高い」と感じたときは、注文数量と取引する時間帯を見直すと原因が分かる場合があります。

最新の値は時間帯や数量で変わるため、各社の公式のスプレッド一覧や取引画面で確認してください。

FXで1通貨取引を始める手順

1通貨取引は、口座開設・入金・新規注文・決済・数量の見直しの5ステップで始められます。

各ステップの詳しい操作は会社ごとに違うため、ここでは共通する流れと注意点をまとめました。

最初のステップは、1通貨に対応した口座の開設です。

STEP1 1通貨に対応したFX口座を開設する

まずは、松井証券やSBI FXトレードなど、1通貨単位に対応した口座を開設します。

申し込みでは、本人確認書類とマイナンバーの確認書類が必要です。

松井証券はFX取引だけができるFX専用口座も選べ、SBI証券のFXは証券総合口座を開いたうえでFX口座を申し込む流れです。

口座開設から取引開始までの全体の流れは「FXの始め方」で解説しています。

STEP2 取引に使う資金を入金する

口座ができたら、取引に使う資金をFX口座に入金します。

松井証券はFX口座へ直接入金できず、総合口座に入金してからFX口座へ振り替える仕組みです。

入金額は必要証拠金ちょうどではなく、ロスカットまでの余裕を持たせた金額にしてください。

たとえば米ドル/円100通貨を実効レバレッジ3倍以内で持つなら、1万5,000円÷3で5,000円以上が目安です。

入金方法や反映までの時間は会社ごとに違うため、口座開設後の案内で確認しておきましょう。

STEP3 注文画面で数量を1通貨に指定して新規注文する

注文画面では、通貨ペア・新規・売買の方向・数量を指定し、成行注文などで新規注文を出します。

数量欄の単位は会社によって違い、SBI FXトレードは通貨数、松井証券は1万通貨単位の表示のため「0.0001」と入力すると1通貨になります。

ロット表記の会社で「1」と入れると、1,000通貨や1万通貨の注文になるため注意が必要です。

発注前の確認画面で、通貨数と必要証拠金が想定どおりかを見直してから注文を確定してください。

STEP4 決済注文を出して損益を確認する

ポジションを閉じるときは、新規注文と反対の売買となる決済注文を出します。

買いで持ったポジションなら売りの決済注文、売りで持ったポジションなら買いの決済注文です。

決済すると損益が確定し、1通貨の取引では数銭〜数円といった1円未満を含む金額が表示されます。

損益を小数点以下まで表示するか整数で表示するかを設定で選べる会社もあるので、画面の表示ルールも確認しておきましょう。

STEP5 慣れたら取引数量を段階的に増やす

操作と値動きに慣れたら、1通貨→100通貨→1,000通貨→1万通貨と、段階的に数量を増やすのが無理のない進め方です。

段階取引数量必要証拠金(25倍)1円動いたときの損益実効レバレッジ3倍で持つ資金の目安
11通貨6円1円50円
2100通貨600円100円5,000円
31,000通貨6,000円1,000円5万円
41万通貨6万円1万円50万円
取引数量を段階的に増やすときの目安(米ドル/円・1ドル=150円で計算)〔2026年10月22日時点〕

次の段階に進む目安は、決めたルールどおりに損切りと決済ができているかどうかです。

数量を10倍にすると同じ1円の値動きでも損益は10倍になるため、資金も同じ割合で増やせるかを先に確かめてください。

資金が増えないまま数量だけを増やすと実効レバレッジが上がり、ロスカットまでの余裕が小さくなります。

FXの1通貨に関するよくある質問

FXの1通貨について、よくある質問に結論から答えます。

FXの1ロットは何通貨ですか?

1ロットの通貨数は会社ごとに違い、国内では1万通貨か1,000通貨が一般的です。みんなのFXは1Lot=1万通貨、外為どっとコムは1Lot=1,000通貨で、SBI FXトレードのようにロットを使わず通貨数で注文する会社もあるため、発注前に取引ルールで確認してください。

FXで1円は何pipsですか?

クロス円では1pips=1銭(0.01円)なので、1円は100pipsです。ユーロ/米ドルなどの米ドルストレートは0.0001ドルを1pipsとするのが一般的で、単位が異なります。

FXで1日1,000円稼ぐにはいくら必要ですか?

米ドル/円なら1万通貨で1日10pips、1,000通貨で100pips(1円)の値幅が必要な計算です。1万通貨を実効レバレッジ3倍で持つなら資金は約50万円が目安ですが、同じ値幅で逆に動けば1,000円の損失になり、毎日利益が出る保証はありません。

FXは1,000円からでも始められますか?

1通貨や100通貨から取引できる会社なら、1,000円からでも始められます。米ドル/円150円・レバレッジ25倍なら1通貨は約6円、100通貨は約600円の証拠金で取引でき、1,000通貨単位の会社では約6,000円が必要です。ただし、1,000円で100通貨を持つと実効レバレッジは15倍になるため、数量は控えめにしてください。

1通貨取引と1,000通貨取引はどちらがいいですか?

目的で使い分けるのがおすすめです。注文の操作や値動きに慣れる段階は1通貨、損益の感覚をつかむ段階は1,000通貨と、慣れに応じて数量を増やしていくと無理がありません。

1通貨取引とデモ取引はどちらで練習すべきですか?

併用するのが理想です。デモ取引は注文画面の操作確認に向き、1通貨取引は実際の約定や自分のお金が動く緊張感を経験できる点で役割が違います。

松井証券とSBI FXトレードの違いは何ですか?

どちらも1通貨から取引できますが、松井証券はリピート注文の自動売買が1通貨から使え、レバレッジを1倍〜25倍の4コースから選べます。SBI FXトレードはレバレッジが25倍で固定され、1注文で最大1,000万通貨まで取引できる点が特徴です。取扱通貨ペアはSBI FXトレードが34種類、松井証券が32種類です(2026年10月22日時点)。

1通貨取引でも手数料はかかりますか?

取引手数料は無料の会社が多いものの、スプレッドは数量に比例して負担します。松井証券とSBI FXトレードは取引手数料が無料で、FXTFのMT4のように建玉連動手数料がかかる会社もあるため、口座ごとに確認してください。

1通貨取引でもスワップポイントはもらえますか?

買いと売りの方向が条件に合えば受け取れますが、1通貨あたりの金額はごく小さくなります。1万通貨で1日100円なら1通貨では0.01円で、1円未満の端数の扱いは会社ごとに異なるため確認が必要です。仕組みは「FXのスワップポイントとは」で解説しています。

1通貨取引におすすめの通貨ペアはどれですか?

最初は、取引量と情報が多い米ドル/円から始めるのが無難です。メキシコペソ/円などの高金利通貨は必要証拠金が少なく見えても値動きが大きく、証拠金率を8%とする会社もあるため注意が必要です。

楽天証券のFXは1通貨から取引できますか?

楽天証券の楽天FXは1通貨単位の取引に対応しておらず、取り扱う38通貨ペアはすべて1,000通貨単位で取引します。1通貨で取引したい場合は、松井証券やSBI FXトレードが選択肢になります。

FXは1通貨から始めて取引数量を少しずつ増やそう

FXの1通貨は外貨1単位分の取引で、米ドル/円150円なら必要証拠金は約6円と、数円から実際の取引を始められるのが特徴です。

1通貨では1円の値動きで1円の損益しか出ないため、稼ぐためではなく、注文の操作と値動きに慣れる練習として使うのが向いています。

2026年10月22日時点で1通貨から取引できるのは松井証券とSBI FXトレードで、マネックス証券も11月から対応する予定です。

1通貨で注文と損切りの手順を固め、実効レバレッジを見ながら100通貨・1,000通貨と段階的に数量を増やすのが、少額から無理なく続ける進め方です。

メリット注意点
米ドル/円なら約6円の証拠金から取引できる1円の値動きで1円の損益と、利益は小さい
損失を小さく抑えて注文の練習ができるスプレッドは数量に比例して毎回かかる
資金に合わせて数量を細かく決められる損益やスワップポイントに1円未満の端数が出る
少額ずつ買い増して購入価格を分散できる数量を増やしすぎればロスカットされる
FXの1通貨取引のメリットと注意点〔2026年10月22日時点〕

レバレッジを1倍から選べる口座で少額から始めたい場合は、松井証券のFXが候補の一つになります。

\レバレッジは4コースから選べる/

松井証券のFX1通貨から少額で始められる

松井証券のFX

  • 1通貨から取引できる
  • 米ドル/円は0.1銭(1,000通貨以内の成行等。通常0.2銭)
  • レバレッジは1倍〜25倍の4コースから選べる
取引にあたっての注意

FXは元本が保証された商品ではなく、レバレッジを利用するため、相場の変動によっては預けた証拠金を上回る損失が生じる可能性があります。

取引の仕組みとリスクを理解したうえで、余裕資金の範囲で取引してください。

この記事の執筆・調査

国内FX会社の公式サイトや金融庁の公開情報を確認し、数値には調査日を添えて掲載しています。

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